普段の家計管理、市販の家計簿やスマホアプリなどで行っていませんか?
家計簿はつけていない……という方も、いらっしゃると思います。
ですが、家計を上手に管理して節約するなら、家計簿は必須!
まるき家では、家計簿の中でも、着実に貯まる&嬉しいプチボーナス有のスライド式家計簿を使っています。
ここでは、スライド式家計簿のはじめ方や、ボーナスが発生する仕組みなどをくわしくご紹介いたします!
この記事のもくじ
スライド式家計簿って何?
1ヵ月35日でやりくりするスライド式家計簿
一般的な家計簿では、1ヶ月の給料の中からその月の固定費や変動費を支払っていますよね。
スライド式家計簿では考え方が異なり、固定費は毎月1ヵ月30日分としてを支払い、変動費(やりくり費)は1ヶ月分の予算で5週間(35日)過ごすシステムになっています。
5週間をやりくりと聞くと大変そうに感じますが、普段28~31日でやりくりしている家計を35日に変更するだけ。
1週間が8日くらいになる程度の感覚ですので、クリアできる家庭がほとんどだと思います。
スライド式家計簿では1ヶ月の予算で5週間過ごしていくと、次第に給与支払い日と5周目が終わるタイミングがずれていきます。
その結果、同じ月に2回給料日が発生するタイミングが現れます。
スライド式家計簿のボーナスは半年に1回
同じ月に2回給料日が発生するタイミングは、半年に1回。
もちろん、2回分の変動費は必要ないため、2回目の変動費(やりくり費)がそのままボーナスになります!
普通に節約している意識が少ないながらもしっかり貯められるので、家計簿が続かない!という方にもおすすめの家計管理法です。
スライド式家計簿で必要なものは2つだけ
スライド式家計簿のキモになるのは管理表!
難しいことを考えなくても、自然にお金が貯まっていくスライド式家計簿。
とはいえ、いつがボーナスのタイミングになるのかは、なかなか分かりづらいですよね。
そのため、少し手間ではありますが、最初に1年分の予定をExcelなどに打ち込み、管理表を作っておくのがおすすめです。
パソコンが苦手な方は、手帳やカレンダーへ週ごとに「1月1週目分」など書きこんでおくと分かりやすくなります。
スライド式家計簿にあると便利なセクションファイル
スライド式家計簿を始める前には、管理表と毎週のお金を入れておくセクションファイル(もしくは封筒など)が必要です。
最初にしっかり準備さえすれば、あとは毎週の予算に合わせて生活するだけ。
はじめは慣れないかもしれませんが、1ヶ月35日の感覚は案外すぐに掴めます。
その後は、我慢やストレスなしで、お金が貯まっていくでしょう。
スライド式家計簿のはじめ方
スライド式家計簿のキモになるのは管理表!
スライド式家計簿では、1ヶ月のお給料で5週間(35日)を過ごします。
水光熱費や家賃などの固定費はこれまで通り毎月支払い、食費や日用品費、娯楽費や外食費などの変動費(やりくり費)のみが対象です。
毎月の変動費予算を決めている方も多いと思いますが、スライド式家計簿を始めるなら、事前に変動費の予算を5で割り、給料日の時点で分けておきましょう。
毎週使えるお金が明確になっていることで、やりくりしやすくなります。
急な出費が出た場合の対応は?
もちろん、急な出費が出る場合もあります。
予想がつくものについては予め特別費として別途予算をとっておきます。
せっかく貯めていた貯金が減る!と思うと、お金を使うのをためらいませんか?
他の週から流用していた時期もありますが、流用するのがクセになってしまうのでオススメしません…
スライド式家計簿をはじめてみましょう!
予算を決めたら、セクションファイルや封筒にお金を分けて入れておきます。
1週間ごとの予算内でやりくりを行い、クレジットカードやスマホ決済などを利用した場合は、クレジット専用の封筒やセクションファイルへお金を移動させておきましょう。
事前に分けておけば、後からの請求で驚かずにすみます。
毎月の給料日には、新しく5週間分のお金を用意しましょう。
この時、1ヶ月分の給料で5週間過ごしていくと次第にズレが生じて、1週目と5週目に給料日がやってくる月が現れます。
この5週目分はすでに変動費として用意済みですので、まるまるボーナスに!
給料日が2回やってくるタイミングは半年に1回あります。
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スライド式家計簿のメリット・デメリット
家計管理や貯蓄に便利なスライド式家計簿ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。スタートする前に、良い点、悪い点をおさらいしておきましょう。
スライド式家計簿のメリット
スライド式家計簿をはじめる最大のメリットは、無理しなくても自然にお金が貯まっていく点です。
給料やボーナスから○円貯めなきゃ!というストレスを感じることなく、まとまった貯金ができます。
半年に1回、頑張ったご褒美として変動費(やりくり費)がもらえるのはタイミングはとても嬉しいもの。
そのまま全部貯金するのももちろんOKですが、普段なかなか買えない大きな買い物やレジャーの予定を立ててみると、よりボーナス月が楽しみになりますよね!
スライド式家計簿のデメリット
スライド式家計簿のデメリットは、給料日に変動費を5つに分ける手間が挙げられます。
慣れればすぐに終わるのですが、最初は少し戸惑うかもしれません。
変動費の予算によっては、銀行でお金を細かく分けて下ろす必要もあります。
「スライド式家計簿の仕組みを理解する」
「1ヶ月35日で過ごす生活に慣れる」
というところへ到達するまで、多少時間がかかる点もデメリットの一つといえますね。
とはいえ、スライド式家計簿の考え方に慣れてしまえば、すぐに毎日の生活の一部になり、楽々続けられます。気になる方は、スライド式家計簿の管理表やお金を仕分けるセクションファイル(もしくは封筒)を準備して、次の給料日から是非はじめてみてください。
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