投資は、資産運用経験がない主婦でも手軽に始められるもの。その反面、知っておきたい知識がたくさんあります。手元のお金を賢く生かすため、まずは投資の基本について知っておきましょう。
使う予定がないお金を確認しよう
お金を3種類に分けてみる
手元のお金は3種類に分けられます。
投資へ回すべきお金があるかどうか、確認してみましょう。
「通常使うお金」「将来使う予定があるお金」「当分使う予定がないお金」
投資をしたい!と考えている人は、まず最初に持っているお金を
通常使うお金
将来使う予定があるお金
当分使う予定がないお金
に分けてみましょう。
毎日の生活費や子どもにかかる学費や習い事費、病院代や被服費などです。
これらは投資NGの資産として手元へ置いておきましょう。
使う予定がないお金は投資向きのお金
「将来使う予定があるけどすぐに使わないお金」「当分使う予定がないお金」は投資へ回して良いお金です。
まるき家の場合は、教育資金の一部を子どもが進学期に入るまでの10年後くらいまで、老後のために貯めている資金を働けなくなる30年後くらいまでを目途に、運用しています。
事前にどのお金を○年後まで運用する、と決めておくことで、その年数に合った投資先を選べます。
投資に興味をもったらまず、当分使う予定が無いお金の確認と、何年後を目途に投資するのかを考えてみましょう。
そもそも投資とは?
お金を置く場所によってお金の増え方が変わる
投資が初めての方も、ここを抑えておけば大丈夫です。
まずは投資の基本を知っておきましょう。
銀行にお金を預けていても残高はほとんど変動しませんが、投資の場合は利息よりも大きな利益を得られる可能性が高くなります。
実は銀行に預けたお金も、銀行側で運用しています。
銀行に運用してもらうのか、それとも自分たちで選んだ投資家に運用してもらうのか、自分たちで運用するのか、この置き場所の違いで資産に大きな差が出ます。
リスクやリターンは投資先によって変化
投資が初めての方も、ここを抑えておけば大丈夫です。
投資を行うことで収益が得られる可能性がありますが、投資商品の相場は日々変化しているため、場合によっては投資した金額よりも運用結果が下回る、元本割れを起こすケースもあります。
など、どのようなスタイルで投資を行いたいかを、明確にしておきましょう。
投資商品や投資用口座って何があるの?
知っておきたい投資商品・投資用口座
投資商品や投資用口座は、さまざまな種類があります。
それぞれの持つ特徴を理解しておきましょう。
投資商品
企業が出す社債や個人向け国債などです。
債権ごとに金利や期間が決まっていて安全性が高い反面、利益がそれほど多くないという特徴もあります。
各証券会社の専門家が、複数の債権や株式などを利益が出るように組み合わせて、資産運用する方法です。種類が多いため、自分の考えに近い商品が選べます。
上場している株式を個人で購入、売却して利益を出す方法です。利益が出やすい反面、経済や災害、世界情勢の影響などで大暴落してしまうリスクもあります。
外貨を購入し、為替レートの差額を見ながら売買することで利益を得る方法です。リスクが高く、専門的な知識やリアルタイムでの判断も求められるため、中級者、上級者向けです。
投資用口座
銀行にお金を預けるのに専用の口座が必要なように、投資をするにも専用の口座が必要になります。
基本的なものをご紹介しますので、自分が挑戦したい投資にはどんな口座を開設すべきなのかを確認してみましょう。
各企業や証券会社が取りまとめる個人向けのものがあります。毎月自分で決めた掛け金を積み立てることで、60歳以降に年金または一時金が受け取れます。
NISA口座内で株式や投資信託を購入することで税的に有利に取引ができます。最長5年、年間120万円まで購入でき、利益は非課税となります。
つみたてNISA口座内で毎月自分で決めた金額分の投資信託を購入できます。最長20年間、年間40万円まで購入でき、利益は非課税となります。
リスクを最大限に減らすには?
投資には必ずリスクがついて回ります。
そのリスクを、最大限に減らす方法を覚えておきましょう。
3つの分散でリスクを減らす
投資リスクを減らすには、「複数投資」「小分け購入」「長期投資」の、3つの分散が良いと言われています。
資産を1ヶ所へ投資するのではなく、国内株や海外株、債券など細かく分産させておくことで、値動きのブレを抑制します。
1度に買えるだけ買うのではなく、小分けで購入することで、高い時には少し、安い時に多くなど、購入価格のばらつきを抑制します。
投資は必ず値動きに幅があるものです。値下がりしたから慌てて売るのではなく、回復するまでじっくりと待つ時間の余裕があれば、損をする可能性が低くなります。
だから私はつみたてNISAで投資信託
投資についてじっくり勉強した結果、まるき家ではつみたてNISAで投資信託を始めることにしました。その理由は以下の4つです。
投資信託は少額で始められる
つみたてNISAは証券会社によっては、毎月100円から始められます。
最初は家計に負担の無い範囲内で、余裕が出てきたら積立額を増やして、と自由に金額設定できる点が大きな決め手になりました。
手軽に分散投資できる
リスク軽減のためは分散投資が重要ですが、個人で投資先を複数選ぶのは難しいですよね。
投資信託の場合は、はじめから分散投資になっているため、自分にあった商品を選ぶだけで楽でした。
専門家が運用してくれる
つみたてNISAで購入できる投資信託は専門家が運用してくれます。投資経験がないと間違った判断をしてしまったり、ちょっとの値下がりで動揺してしまったりしそうですが、プロに任せることで楽な気持ちで投資できています。
初心者向けで、税制優遇もされている
投資を知らなかった私のような投資初心者の主婦でも簡単に始められ、さらに投資で得た利益は非課税になるという大きなメリットがあります。
出た利益をすべて受け取りたいなら、つみたてNISAがおすすめです。
ちなみに私はつみたてNISAは楽天証券でしています。
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