この記事のもくじ
つみたてNISAってなに?
いつ始まったどんな制度なの?
NISAとの比較
2014年にスタートしたNISAとつみたてNISA…その違いはどこにあるのでしょうか?
つみたてNISAとNISAは併用できないため、どちらが自分に向いているのかチェックしてみましょう。
つみたてNISA | NISA | |
1年間の投資上限額 | 40万円 | 120万 |
非課税期間 | 最長20年 | 最長5年 |
投資可能期間 | 2042年12月末まで | 2028年12月末まで |
非課税対象商品 | 積立・分散投資に適した、要件を満たす投資信託・ETF | 上場REIT・投資信託・上場株式など |
「令和2年度税制改正大綱」が公表に伴い、NISAについても大幅な変更点がありました。つみたてNISAは投資可能期間が延長になった程度です。
つみたてNISAとNISAを比較してみると、投資上限額はNISAの方が大きいですが、非課税期間はつみたてNISAの方が4倍長いことが分かります。
2024年1月1日より適用されるNISAの新制度は2階建ての制度となり、若干利用が難しいものになります。
そのため「個別株をやってみたい!」「SPXLを買ってみたい!」など、明確な目的がない場合はつみたてNISAからのスタートがおすすめです。
つみたてNISAでは何ができるの?
次に、つみたてNISAでできることを見ていきましょう。
購入できるのは投資信託とETFのみ!
つみたてNISAで購入できるのは、金融庁が定める要件を満たした投資信託とETFのみです。
政府が長期の積立、分散投資に適していると判断した商品ばかりのため、どれを選んでもリスクの低い初心者向けという特徴があります。
日経平均株価やTOPIXなどの指数と連動し運用する、投資信託の一種。
投資信託との主な違いは以下の通りです。
投資信託 | ETF | |
上場しているかどうか | 非上場 | 上場 |
購入できる場所 | 証券会社や銀行、郵便局など | 証券会社のみ |
購入価格 | 1日1回算出 | リアルタイム変動 |
購入方法 | 販売会社へ申し込んで取得 | 株式と同じ方法で取得 |
つみたてNISAに対応しているETF商品はそれほど多くありませんが、リアルタイムで売買できる、上場している企業へ分散投資できる、売買手数料が安い、といったメリットがあります。
つみたてるってどういうこと?
積み立てるとは、毎月自分で決めた一定の額をつみたてNISA口座へ入金することです。
引き落としはクレジットカードや証券口座から自動で振り替えられるため、面倒な作業は必要ありません。
私の利用している楽天証券では月100円から積立が可能です。
楽天証券の場合、買い物で得たポイントを利用して積み立てられるなど、独自のサービスも魅力です。
どうして私はつみたてNISAを選んだのか?
数ある資産運用の方法から、どうしてつみたてNISAを選んだのか。
理由は2つ!
投資初心者でもお試し感覚で始められる!
私は家計管理を本格的に始めるまで、投資について何も知りませんでした。
Instagramで投資とう選択肢に出会い、本を読んだり、ネットで調べたりもしたのですが、
と判断した時、一番取っつきやすかったのがつみたてNISA。
ポイント投資や100円から始められるという言葉に惹かれ、投資の世界にまずは慣れるため、口座を開設しました。
先取り貯金感覚の自動積立だから楽!
仕事も家事も育児も……と忙しい毎日では、常に株の値動きを気にして売買、というタイプの投資はなかなか難しいですよね。
でもつみたてNISAは先取り貯金をしている感覚で、ある程度ほったらかしできるので負担なくできます。
もちろん定期的に運用状況をチェックしてはいますが、売り買いを考えるというよりは順調に育っている資産を温かい目で眺め、場合によってはリバランスをするという感じです。
私の場合ははじめて大正解!
私にとって初めての資産運用。
最初はちょっと値下がるだけで落ち込んだものの、次第に「投資とはそういうもの」と考えられるメンタルが身につきました。
知らない用語ばかりで、設定ひとつひとつにも緊張していましたが、初心者でも簡単に操作できるように考えらえている点も良かったです。
唯一のデメリットは長期投資なので刺激がない!というところです(笑)
なので慣れたら他の投資にもチャレンジしたいと思います。