初産から数週間、寝不足だけど幸せいっぱいの暮らしを過ごしていた私に突然訪れた魔の3週目。
育児書やママ友の話でなんとなく知識はあったものの、実際に体験すると想像を絶する辛さでした。そこで出会ったジーナ式というねんねトレーニング方法は、我が家の育児に欠かせないものになりました。
今回は2人の子供をジーナ式で育てた経験からジーナ式の要点をまとめてみたいと思います。
この記事のもくじ
ジーナ式との出会い
魔の3週目。突然赤ちゃんが寝なくなる。
第一子の産後、寝不足になりつつも幸せな時間を過ごしていた私は赤ちゃんが全く寝なくなるという恐ろしい経験をしました。
よく言う魔の3週目です。
起きている時間が長くなり、しかもその間ぐずぐずと泣いてばかり…。
オムツかな?と思うと全く濡れておらず、おっぱいやミルクもたっぷりと飲んでいます。
部屋は適温で保たれており、もうそろそろ眠いよね?泣く理由なんてないよね?という状態であるにも関わらず、いざベッドに降ろすとすぐ起きて泣き出したり、寝つきが悪い…
魔の3週間目の赤ちゃんはお腹の中との環境の違いに気付く成長の時期だという説もあるようですが、産後疲れに寝不足の私にはそれはそれは辛いものでした。
ナニーとしての経験からは赤ちゃんの月齢に合わせたベストなスケジュールを考案し書籍で発表したものです。
日本では『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとお母さんの快眠講座』として出版され、授乳やネントレに悩む多くのママに参考にされています。
ジーナ式をはじめよう
何からはじめればいいの?
ジーナ式が気になるという方の中には、まずは何からはじめたらいいのかわからず悩んでいる方も多いと思います。
何から…と言われると、まず本を読んで!と思ってしまうのですが、ジーナ式の情報を集めてからでも遅くはありません。
当ブログでも月齢ごとのスケジュール(過ごし方)について書いていきますので、どんなものかなぁ~と覗いてみてください。
また、絶対に必要なものも書いておきますのでご家庭の環境に応じて揃えてみてください。
絶対に必要なもの
①『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとお母さんの快眠講座』
ジーナ式は基本的には月齢ごとの本の通りの生活を過ごすことが大切になるため、まずは本を購入しましょう。
今は電子書籍などでも購入が出来ますが、私は紙の本で購入することをおすすめします。
紙の本をオススメする理由
② おくるみ、もしくはスワドルミー
赤ちゃんの眠りが浅いのはお腹との環境の違いに気付いたことや、モロー反射によるものだと言われています。
モロー反射は、音を含む外からの刺激に対する反射。ドアがバタンと閉まるなどの大きな音がしたときや、上体が急に傾いたときなどに、驚いたように両手をパッと開いて何かに抱きつくような動きをします。
そのため、お母さんのお腹にいたときと同じように何かに包まれた状態を作ってあげることで、安心して眠ってもらう…という環境を作る必要があります。
そこで使用するのがおくるみ(生後1ヵ月くらいまで)、もしくはスワドルミー(生後3ヵ月くらいまで)です。
まずはおくるみですが、恐らく皆さんが想像するよりも薄手で大判なものを使用します。
うんち漏れや吐き戻しの洗い替えとして2~3枚あると安心です。
でも今は日本での取り扱いも増えたんだよ!
スワドルミーはおくるみで包むよりもしっかりと赤ちゃんを包み込むことが出来ます。
② 真っ暗になる寝室
ジーナ式の特徴のひとつは真っ暗な部屋で赤ちゃんを寝かせることです。
そのため、部屋を真っ暗にするための工夫が必要です。
引っ越し前の自宅は雨戸がなかったため、厚手のカーテン(遮光カーテン)、遮光ライナー、黒い画用紙(笑)などを利用して真っ暗になる寝室を作っていました。
引っ越し後は雨戸のあることを物件探しの条件に入れたくらい大切です。
第一子のときには早朝覚醒(朝4時とか5時に目覚めちゃうこと)も多々ありましたが、真っ暗な環境を作っているおかげか第二子は朝7時までしっかりと寝てくれます。
遮光カーテンを用意するのも良いですが、今持っているカーテンに遮光カーテンライナーのようなものを使用する方が手軽ですね。
私は少し値が張りますが、無印良品の物を使用していました。
出来ればあった方がいいもの
① ベビーベッド
ジーナ式はベビーベッドを推奨しています。
ベビーベッドでは結局寝ない!という声を聞くことも多いのですが、ジーナ式ではベッドで寝かせることも含めてのねんねトレーニングになっているため、自宅スペースに余裕があれば用意したほうがいいかもしれません。
ちなみに我が家はオークションで安く購入し、第一子は1歳の終わりまで・第二子は2歳まで使用していました。
ベビーベッドにはレンタルサービスもあるので、ジーナ式を試してみよう!という方はレンタルから試してみてもいいかもしれません。
② 子供部屋
ジーナ式は親と子供が別々に寝ることを推奨しています。
赤ちゃんが寝ている時に大人が出入りすると赤ちゃんの睡眠が妨げられるという理由のようです。
ただ、これは住宅事情によって難しいと思いますし、赤ちゃんが心配で同室希望の方もいるでしょう。
ジーナ式は難しい?
難しそうで自信がない人へ
ここまで読んで
そう思う方もいると思います。
そんな方はまずおくるみ(もしくはスワドルミー)を用意してみてください。
赤ちゃんをしっかりと包むだけで、今までより長時間寝るようになるはずです。
そしたら次は、早寝早起きを意識して生活してください。
生活リズムを赤ちゃんに覚えてもらえば、段々と赤ちゃんの要求してくることが分かるようになるはずです。
こんな緩いジーナ式、通称ゆるジーナでも大丈夫。
でも、睡眠不足で自分も子供も辛いならぜひ!試してみて欲しいです!
生後間もない赤ちゃんが泣いて泣いてどうしていいのか、藁にもすがりたいご両親の何かを変えるきっかけにこの記事がなれたらうれしいです。
子供が寝る事で生まれる余裕がある
人間って本当に睡眠が大切。
子供が寝てくれるようになって、家庭のこと・家計のこと・仕事のこと…色々と考えられるようになりました。
今が辛いお母さんはどうか難しいことは考えずとにかく寝てくださいね!
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